3.メールアドレス収集機能
3.メールアドレス収集(Web・Eメールマーケティング)機能
はじめに
『エクセルでEメール+』のメールアドレス収集機能の特色
『エクセルでEメール+』には、ASPサービスによるメール配信サービスや他の市販の類似品にはない、メールアドレス収集という強力な機能があります。
本ソフトのメールアドレス収集機能を使えば、通常のWebページからはもちろんのこと、いわゆる動的ページ(CGIなどにより動的に生成されるページ)からも、mailto 形式のメールアドレスを取得できます。
※普通のメールアドレス自動収集ソフトではおそらく動的ページに掲載されているメールアドレスは取得できないと思います。
ただし、EメールDMにかかるコストは限りなくゼロに近いこともあり、昨今、いわゆる迷惑メールが大きな社会的な問題ともなっています。
しかし、本ソフトのメールアドレス収集機能は、こうした迷惑メールの送信を助長することを目的とするものではなく、「商品」を絞り込まれた「見込み客」に「伝える」ための一助となることを目的とするものです。
したがって、メールアドレス自動収集とはいっても、あくまで自分の目でメールアドレスが記載されたページを確認した上でメールアドレスを自動取得するという作りになっています。
とは言いましても、メールアドレスがまとめて掲載されているようなWebページがありますので、メールアドレスを効率的に収集するには強力なツールとなります。
『エクセルでEメール+』のメールアドレス収集機能の限界
このように、本ソフトのメールアドレス収集機能は、Webページを自動巡回して手当たり次第にメールアドレスを収集するような作りとはなっていません。
また、諸々の技術的な制約などからメールアドレスを取得できない場合もあることをご了承ください。
以下、本ソフトを使用してもメールアドレスを取得できない場合を説明します。
リンクを辿り、メールアドレスを取得するような作りにはなっていません
「手当たり次第にメールアドレスを収集」することは目的としないということから、本ソフトはWebページのリンクを自動で辿って、メールアドレスを取得するような作りにはなっていません。
※実は、リンクの階層を1つに限定した上で、Webページ上のリンクを自動的に巡回し、メールアドレスを自動収集する作りにしようかとも考えたのですが、リンク先には全く関係のないメールアドレスが含まれている可能性も十分にありますので止めました。現在のところ、この種のメールアドレス収集は考えていません(将来的には不明ですが。ご要望が多ければ、再考するかもしれません。)。
取得できるメールアドレスは mailto リンクのメールアドレスに限られます
メールアドレスが記載されたリンク、あるいはリンクが貼られたメール画像をクリックすると、自動的にメールソフトが起動することがよくありますが、これがここでいう mailto リンクのメールアドレスのことです。
メールアドレスがただ単純にテキストで表示されているだけの場合には、本ソフトを使用してもメールアドレスは取得できません。
しかし、この場合、掲載されているメールアドレスの数が少なければ、メールアドレスをコピペすればすむ話です。
また、掲載されているメールアドレスの数が多い場合には、エクセルの Webクエリ の機能を使えば簡単にメールアドレスを取得することができます(ただし、Webクエリを使っても、動的ページからはデータを取得できない場合があります)。
Webページにフレームが使われている場合
本ソフトのメールアドレス収集機能はフレームページには対応していません。
しかし、フレームページではあっても、後述の方法でメールアドレスを取得することは可能です。
※実は、当初はフレームページにも対応していました。しかし、そのために必要な処理の一部がどうしてもエクセルVBAでは実現できなかったため、外部コンポーネントを Visual Studioで作成しました。ただそうすると、本ソフトを動かすには .Net Framework がインストールされていることが必要動作環境となってきます。…と少々おおがかり?になってきますので、ネット上の一般配布には不適と判断し、その機能を直前に取り外した次第です。 したがって、今後、.Net Framework がインストールされている環境がごく一般的になった場合には、フレーム対応になる可能性はあります。
メールアドレスを収集するための2つの方法
専用ツールバーにはメールアドレスを取得するためのコマンドボタンが2つあります。[メルアド1]コマンドボタンと、[メルアド2]コマンドボタンがそれです。
先に、『エクセルでEメール+』は通常のWebページばかりでなく、動的ページからもメールアドレスを取得できると書きましたが、通常の静的ページからメールアドレスを取得する場合には、[メルアド1]コマンドボタンを、動的ページからメールアドレスを取得する場合には、[メルアド2]コマンドボタンを使います。
なお、ここで「動的ページ」とは「何なの?通常のWebページとどうやって見分けるの?」と思われる方も多いと思います。ごく簡単な見分け方としては、例えばショッピングサイトなどでよく見かけるように、[検索]したら表示されるようなページは動的ページと考えたらいいかと思います。
以下、パターン毎にメールアドレスを取得する方法を解説します。
少し慣れれば、どの方法を使えばいいかすぐに見分けがつくのですが、慣れるまでの作業の流れとしては
- 基本型で試す([メルアド1]コマンドボタン使用)
- メールアドレスの取得に失敗した場合(フレームページの場合)は、応用型で試す([メルアド1]コマンドボタン使用)
- 基本型でも応用型でもだめな場合はそのページは動的ページなので、[メルアド2]コマンドボタンを使用する
ということになります。
なお、どの場合も、エクセルは起動しておいて下さい。
静的ページからメールアドレスを取得する―[メルアド1]コマンドボタンを使う
通常の静的ページからメールアドレスを取得する場合―基本型
ほとんどの場合がこのケースで基本型です。
- まず、メールアドレスが掲載されているWebページをブラウザで開いておきます。そして、ブラウザのアドレスバーに表示されているURLをコピーしてください(つまり、メールアドレスが掲載されているWebページのURLをコピーするということです)。
- エクセルに戻り、[メルアド1]コマンドボタンをクリックしてください。カーソルがどの位置にあっても、自動的にWebページに掲載されているすべてのメールアドレスが新規行に順次入力されていきます。
このように、[メルアド1]コマンドは、「メールアドレスが掲載されているWebページのURL」を手がかりとしてWebページを解析しメールアドレスを取得するというロジックになっています。
フレームページからメールアドレスを取得する場合―応用型
SEO対策上は「フレームは使うべからず」という黄金律がありますが、フレームは未だ根強く残存しています。
例えば、見た目にも分かりやすい典型的なフレームページは以下のようなものです。トップ、レフト、ライトと3分割されたページです。
フレームページは一見1ページのWebページのように見えますが、ブラウザのウィンドウをいくつかに区切ってそれぞれに別々の内容を表示させるため、実は複数のWebページから構成されています。
したがって、ブラウザのウィンドウ上でメールアドレスが掲載されているページのURLとブラウザのアドレスバーに表示されているURLとは異なっていることがほとんどです。
そのため、フレームページの場合には、「メールアドレスが掲載されているWebページのURLをコピーする」ために「ブラウザのアドレスバーに表示されているURLをコピーする」という手法が使えません。
しかし、要は「メールアドレスが掲載されているWebページのURLをコピー」できればいいわけです。
そこで、その手順なのですが、フレームページでは「メールアドレスが掲載されているWebページのURLをコピー」する作業に少々手間がかかります。
まず、ブラウザのウィンドウ上でメールアドレスが表示されている箇所にカーソルを持っていき、マウスの右ボタンをクリックしてください。
すると、次のようなショートカットメニューが表示されますので、[プロパティ]を選択してください。
すると、次のような[プロパティ]画面が表示されています。この画面の「アドレス(URL):」とある部分が「メールアドレスが掲載されているWebページのURL」です。
このURLの部分をマウスで選択してコピーすれば、あとは基本型と同じくエクセルに戻り、[メルアド1]コマンドボタンをクリックするだけです。
動的ページからメールアドレスを取得する―[メルアド2]コマンドボタンを使う
動的ページとは先に述べたように例えば「検索」して表示されたようなページです。
メルアド自動収集ソフトの類では動的ページに掲載されているメールアドレスは取得できないと思います。本ソフトでは独自の方式で動的ページ上のメールアドレスを取得することを可能にしましたが、それでも若干手作業を要します。
ただし、手作業を要するからといって動的ページ上の情報を無視するのはもったいない話です。これも慣れれば、たいした作業ではありませんので、もう少し頑張って以下の解説をお読みください。
例えば、次のようなページが動的ページです。検索の結果表示されたページです。
ブラウザのアドレスバーにはURLが表示されていますが、これはブラウザに表示されているページのURLではありません。
動的ページはその都度生成されているので、そもそもページという実体がなくURLなどないのです。
そのため、動的ページに対しては、[メルアド1]コマンドのように「メールアドレスが掲載されているWebページのURL」を手がかりとしてWebページを解析しメールアドレスを取得するというロジックは通用しません。
そこで、動的ページのメールアドレスを取得するためには、次のような別の手順によることになります。
- URLを手がかりにする代わりに「メールアドレスが掲載されているWebページのソース」を表示します
- 表示されたソースの全文をコピーします
- エクセルに戻り、[メルアド2]コマンドボタンをクリックします
つまり、静的ページの場合と違ってURLを手がかりとはできないために、動的ページのソース(Html)自体をコピーして、Webページを解析しメールアドレスを取得するというロジックを採用しているわけです。
では、この手順をもっと丁寧に説明します。
1.ブラウザの機能を使ってページのソースを表示します
ここでは、Internet Explorer を例に手順を説明します。 他のブラウザでも同等の機能はあるはずです。
下図のように Internet Explorer のメニューから[表示]―[ソース]を選択し、実行します。
すると、次のようにWebページのソースが表示されます(この例ではソースコードが記載されたメモ帳の画面)。
2.ソースコードを全部コピーします
ソースコードが記載された画面が開いたら、すかさず、そして何も考えず次の順番でキーを押してください。
- 「ctrl」キー(キーボードの左下にあるキーです)+「A」キー(同時に押します)
- 「ctrl」キー +「C」キー(同じく同時に押します)
これで、ソースコードの全部がコピーされました。
ちなみに、「ctrl」キー +「A」キーは、Windows標準のショートカットキーで「全部を選択する」という意味です。「ctrl」キー +「A」キーを押すとソースコードの全部が選択されるので、画面が反転するはずです。、
また、「ctrl」キー +「C」キーについてはご存じの方も多いかと思いますが、「コピーする」という意味です。
つまり、「ctrl」キー +「A」キー、そして「ctrl」キー +「C」キーと続けて押すことで、ソースコード全部をコピーしたことになります。
なお、作業が終わったら、ソースコードが記載された画面は閉じておきましょう。

